ショルダーバッグのベルト修理
バッグのベルトが……
先日お気に入りのショルダーバックのベルトの根元部分が千切れてしまいました(´・ω・lll)
肩に掛けていて道端で突然千切れたのでびっくり(そして恥ずかしかったw)。
家に帰って確認したらこんな感じで。
そんなに力の掛かる使い方はしていなかったつもりなのですが(;´∀`)ゞ
よく見たら反対側もほつれて取れかけていたという。
購入してから半年ほどしか経っていませんし、買い替えるのもしのびなく。
レザーでできているので自分で直してみることにしました。
えぇと、バッグはこちらですね。
トリコロールのような色合いが大のお気に入りで、実は二代目だったりします(ひとつめは2年くらいは使っていたはず)。
厚手のレザーを用意
赤色のレザーが無くて、仕方なく別の色に。
千切れた部分の糸を丁寧に外して、同じ形にカットしてみました。
オレンジ色でもそこまでは違和感なく使えるはず。
床面&コバ処理を先に。
もともとのレザーは中綿が入っている合皮なのかな?と思いましたが新しいパーツは本革です。
贅沢な気もしますねw
いざちくちく作業
穴を開けて、Dカンを通して二つ折りにし、本体に縫い付けていきます。
もともとのレザーも本体の表地裏地に貫通させて縫ってあったようなので、それをそのまま真似してちくちく。
それにしてもバッグ本体の布が分厚くて固い!!💦
途中から金属製の指貫きを使って力技で縫い始めました(;´∀`)
布のほうには穴は開けてないですし、本来はミシンで縫ってあるものなんですよね。
手縫いだとなかなか力が要りますね。
裏側から見るとこう。
縫い跡があった場所に合わせたつもりでも結構ガタガタに……。
でも普通に使ってたら他の人からは見えない位置なので良かろう!ということで。苦笑
完成!
縫い終わりました〜。
これは傍から見て、自分であとから縫ったとは見えないはず!
ちょっと手間はかかりましたが、自分で直すことができました(*´꒳ ` *)
ものづくりしてるとこういうときに技術が役立ちますねw
まだまだ大事に使っていきます!
造花用フラワーベースを作ってみました
販売開始から2日ほどですが、Enterキーピアスが完売しました! ありがとうございますー!*。٩(ˊᗜˋ*)و*。
追加で作るか検討中です。
インテリアで季節を楽しむ
さて、自粛自粛の今日この頃。
その分トイレのインテリアで季節感を出して楽しんでいるという投稿をSNSでお見かけして、素敵だなと(*´꒳`* )✧⁺
マネさせていただこうと思って、必要なお出かけついでに百円均一のお店へインテリア用品を見に行きました。
光の反射で見えにくいですね💦
造花などを挿して飾ることのできるレザーと木材のハンギング? フラワーベース? です。
これは工夫したら自分でも作れるのではと思いまして、買わずに帰ってレザーの端切れで作ってみました!
レザーのフラワーベース
ちょっと盛り盛り挿し過ぎて全貌が見えなくなっちゃいました。笑
夏カラーの、ガーベラですかねこれは。造花は百円均一で計200円でした。
ざっくり作り方解説
材料の準備
手持ちの端切れから適当にレザーをチョイス。
この小さいほうの、いかにもレザーみたいな色合いの革大好きです✨
楽天で購入したロロマというレザーを選びました。
ロロマは経年変化を楽しめるレザーですし、お財布作ったりパスケース作ったり、ちょくちょくお世話になってます(* ´∀`)
"イエロー"がこの色です。
茶色のほうは東急ハンズで端切れセットに入ってたもの。
今のところ、うちの近くの実店舗でレザーを購入するときはハンズが一番利用しやすいです。
色や厚みがそこまで豊富ではないのでネットのほうが探しやすくて、最近はご無沙汰ですね。
もっとも、一般的な手芸屋さんだとさらに品揃えが乏しいことが多いのですが。
買ったときから傷のようなものがあり、それが味にも思えて残すことにしました(左上)。
上の辺の切り口も買ったときのままです。
大きさはわりとテキトーに、長方形にカット。
イエローのほうはわざとゆるい波型に。
その後床面とコバの処理をします。
穴を開けて縫い縫い
茶色のレザーが下から2cmほどはみ出す位置にイエローを乗せ、穴を開けて麻糸で縫います。
反対側も同じように。
スタンプでアクセント
近頃何色かステイズオンを揃えたんですよね。
レザーや陶器などツルツルしたものにも押せる、油性のスタンプインクです!
昔私が消しゴムはんこを作っていた頃はこんなお洒落なデザインのものは売って無かったですねー。
いわゆるニュアンスカラーも増えたと思います。製造元のツキネコさんに感謝です。
このスタンプパッドでレース模様のスタンプをポン。
これ縫う前に押すべきだったなと若干後悔しましたw
壁掛けとして加工
実際に造花を挿してみて思いましたが、横幅はもっと狭くても良かったかも??
または、挿すところ、イエローのレザーを両端だけでなく中間あたりも縦に縫うと、造花が左右にずれにくくなって安定するのでは、と思いました。
例えば一輪挿しをしようとすると花の重みで茎が左右に傾いてしまいそうです。
ともあれトイレの壁が少し華やかになりました⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ 自作できるとうれしいものですね〜。
レザーの手縫いの仕方【平縫い】
今回は基本的な革の縫い方の説明です!╭( ・ㅂ・)و
平縫いという縫い方をご紹介します。
おそらくレザークラフトで一番よく使われる縫い方ではないかと思います。
丸針と糸の用意
レザークラフトで使用する針は丸針と言って、普通の針より先端が丸くなっています。
穴に通りやすく他のところに引っかかりにくいです。
この針を2本と、糸を用意します。
私がいつも使用している糸は、前回もご紹介したエスコードという麻糸です。
糸は縫う箇所の長さを3倍して20〜30cmほどプラスした長さを用意します。
普通の(未加工の)麻糸の場合はロウ引きしておきます。※過去記事参照
針に糸を通すところから
まず一本の針に糸を通し、糸の端から7〜8cmほどのところに針を刺します。
この時、なるべく糸の真ん中に針が通るようにします。
もう一方の糸の端にも同じようにし、両端に針を通します。
これで準備完了です!
平縫い
ここではボタンの形をしたヘアゴムを縫っております。
縫い始めたい箇所の穴に針を通し、それぞれの針につながる糸の長さを均等にします。
針の進行方向は表から見て左です。
次の穴(左隣)へ、レザーの表側から裏側に針を通します。
針を持ち替え、先ほどの穴へ、裏側から表側に通します。
ここでのポイントは、
1針目の糸を進行方向と逆のほう・右側へよけ、2針目は穴の左側へ刺すということです。
針を刺す時にはすでに通っている糸を割らないように注意する必要があります。
今通したのと同じ針のまま、次の穴へ、表側から裏側に通します。
この繰り返しで縫い進めていきます。
1本目の針で表から裏に → 2本目の針で裏から表に → 同じ針のまま表から裏に → 1本目の針で裏から表に → 同じ針のまま表から裏に……
針を刺す位置と順序に気を付けることで、縫い目がきれいに揃います。
縫い終わりの糸の始末
縫い進めて最後まで来たら、1目返し縫いをし、
その後裏側に出ている糸をもう1目戻して表側に出します。
糸の根元から少し離れた位置にボンドを付けます。
そのまま再び1目戻って表側から裏側に糸を出します。
裏側の糸の根元のキワで糸を切ります。
もう一方の糸の端も同じようにして完了です!
このヘアゴムでは表と裏がはっきりしているので最後に糸を両端とも裏側に出しましたが、表裏の無い作品ではその必要はありません。
レザーの基本の縫い方は以上です。
おつかれさまでした!( ´∀`)