KAKER*αのてづくり手帖

手作り雑貨のお店KAKER*αの制作手帖です。

ドール服試作中

はじめてのドール服

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前回の記事を投稿してからずっとリカちゃんの服を作っています!╭( ・ㅂ・)و✨
やっと形になってきて、オリジナルの服を数着完成させることができました。

まずは型紙作り

本屋さんの手芸コーナーで、とってもいい本を見つけたのですよ。
それがこちら、「型紙の教科書」。


これを読むまでは、人間の服の型紙を作るのと同じ要領でドール服もできるのかな?とぼんやり考えていましたが、ハズレでしたね。

いくら人間そっくりに作られたドールでも、なで肩だったり背中の丸みが無かったり、
人とは違うカーブを描いた体だったりするもので。
そうなると、文化式原型が使えないみたいです。

それでもっとドールそれぞれに合わせた服を作りやすくするため、ドールのボディに紙を当て、立体裁断をして原型を作る、というやり方が載ってます。

これがすごく分かりやすい!!
かんたんな工作のような手順で型紙を作ることができました(*´∀`*)
ただ、この本はトップスに特化していて、衿や袖なども分かりやすいのですが、ボトムスを作るのは難しいと思います。

なので私はこれに加えて、高校のときの被服の授業の教科書を参照していますw 一般的にはこちらのような基本を解説している本が参考になるかと。



ドール服にする上での知識

人間の服のデザインをドール服に落とし込むコツや、ドール服の基本の縫い方に関しては、前回ご紹介したこちらの本が役立つと思います。
実践ですね。


ドール服はとにかく小さいので、人間の服と同じ作り方だと支障が出ることが多々ありました。

例えば布端の処理の仕方。家庭用ミシンではジグザグミシンをかけるのが一般的ですが、布が小さいとこれが大変なんですよね💦
実際にやってみたら実感すると思います。
薄い布地だと布端がめくれやすくて形が崩れがちに……。
なのでほつれどめを使ったほうが楽だというのを知りました。 こういうやつ。


薄い布や厚みがあって縫いにくい布は、トレーシングペーパー(ハトロン紙)を一緒に縫うと滑りが良くなり縫い目がきれいになる! というテクニックも多用しています。

なんと言いますか、サイズが小さくなるとこんなに粗が目立つようになるんだな、という( ;∀;)
身に沁みました。
そして、ただ丁寧に縫えばいいという訳ではない、きれいに縫うためのテクニックの必要性を痛感するようになりました。

リカちゃん本体について

記事冒頭の写真、私がお迎えしたのはビジューシリーズというちょっと大人っぽい顔立ちのリカちゃんです。

リカちゃんは11歳には決して見えませんねw
大人っぽい格好をさせたかったのでこちらに決めました。
顔立ち、髪の色、髪型、どれも気に入っています(*´˘`*)♡


ドールデビューにドール服作りデビューも果たしたαnzuですが、
いずれKAKER*αの商品としてぜひ並べたいと思っていますので、乞うご期待! です!!