KAKER*αのてづくり手帖

手作り雑貨のお店KAKER*αの制作手帖です。

造花用フラワーベースを作ってみました

販売開始から2日ほどですが、Enterキーピアスが完売しました! ありがとうございますー!*。٩(ˊᗜˋ*)و*。
追加で作るか検討中です。


インテリアで季節を楽しむ

さて、自粛自粛の今日この頃。
その分トイレのインテリアで季節感を出して楽しんでいるという投稿をSNSでお見かけして、素敵だなと(*´꒳`* )✧⁺
マネさせていただこうと思って、必要なお出かけついでに百円均一のお店へインテリア用品を見に行きました。

気になったのがこちら。

光の反射で見えにくいですね💦
造花などを挿して飾ることのできるレザーと木材のハンギング? フラワーベース? です。

これは工夫したら自分でも作れるのではと思いまして、買わずに帰ってレザーの端切れで作ってみました!

レザーのフラワーベース

できあがって花を挿したのがこちら。

ちょっと盛り盛り挿し過ぎて全貌が見えなくなっちゃいました。笑
夏カラーの、ガーベラですかねこれは。造花は百円均一で計200円でした。

ざっくり作り方解説

材料の準備


手持ちの端切れから適当にレザーをチョイス。
この小さいほうの、いかにもレザーみたいな色合いの革大好きです✨
楽天で購入したロロマというレザーを選びました。

ロロマは経年変化を楽しめるレザーですし、お財布作ったりパスケース作ったり、ちょくちょくお世話になってます(* ´∀`)
"イエロー"がこの色です。


茶色のほうは東急ハンズで端切れセットに入ってたもの。
今のところ、うちの近くの実店舗でレザーを購入するときはハンズが一番利用しやすいです。
色や厚みがそこまで豊富ではないのでネットのほうが探しやすくて、最近はご無沙汰ですね。
もっとも、一般的な手芸屋さんだとさらに品揃えが乏しいことが多いのですが。

買ったときから傷のようなものがあり、それが味にも思えて残すことにしました(左上)。
上の辺の切り口も買ったときのままです。

大きさはわりとテキトーに、長方形にカット。
イエローのほうはわざとゆるい波型に。
その後床面とコバの処理をします。

穴を開けて縫い縫い


茶色のレザーが下から2cmほどはみ出す位置にイエローを乗せ、穴を開けて麻糸で縫います。
反対側も同じように。

スタンプでアクセント


近頃何色かステイズオンを揃えたんですよね。 レザーや陶器などツルツルしたものにも押せる、油性のスタンプインクです!

昔私が消しゴムはんこを作っていた頃はこんなお洒落なデザインのものは売って無かったですねー。
いわゆるニュアンスカラーも増えたと思います。製造元のツキネコさんに感謝です。

このスタンプパッドでレース模様のスタンプをポン。
これ縫う前に押すべきだったなと若干後悔しましたw

壁掛けとして加工


上部にカシメでひも通しを取り付け、革紐を通して完成です🎉

実際に造花を挿してみて思いましたが、横幅はもっと狭くても良かったかも?? または、挿すところ、イエローのレザーを両端だけでなく中間あたりも縦に縫うと、造花が左右にずれにくくなって安定するのでは、と思いました。
例えば一輪挿しをしようとすると花の重みで茎が左右に傾いてしまいそうです。

ともあれトイレの壁が少し華やかになりました⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ 自作できるとうれしいものですね〜。

販売再開のお知らせ

休止から再開までの流れ

しばらく前に、引っ越しを機にものづくりの材料や道具を整理しまして。
スタミナ切れもあってminneでの販売をストップし、ものづくりからしばらく離れていました。

しかし時間が経つにつれやはり何か手仕事をしたくなるもので。
そんな折、知人からレザークラフトを勧められました。
材料も道具も比較的高価なので躊躇していたのですが、手始めにコインケースなどの手作りキットを購入して制作。
面白いな!と(o´∀`o)

布と違って切ってもほつれず、下処理も工作みたいで楽しい♪
仕上がりがかっちりなるのも几帳面な自分の性分に合っていたのだと思います。


少しずつ道具を揃えて、はじめのうち作ったものは友人知人にプレゼントするくらいで満足していました。

年月を経て、最近になってやっと販売したい気持ちとエネルギーが湧いてきまして、再開に踏み切ることができました✨

今回の新作のピックアップ

UVレジンの作品のもいくつかUPいたしましたが、なんといってもイチオシ商品はこちらですね。

レザークラフトの手作りキット(ノ*>∀<)ノ
やー、ずっと作りたいと思ったいましたが念願叶ってやっと実現です!

今回UPしたのはひとまずレザータグ。
これはですね、少し前に職場に置いてた傘が盗まれまして。苦笑
タグとか付けてたらまだ抑制になったんじゃないかなぁ、と思ったのもきっかけのひとつです。
というか、職場のビルの中の傘立てに挿しててなくなるってひどいですよね。持ってったの一体どなたなのw

さておき男性の方でしたらゴルフバッグなどに付けるのもありなのではと思います。


作り方の説明書は、minneに掲載できる画像の枚数の都合上割愛してしまったのですがこんな感じで作成しました。

これが一番時間がかかった気がします(;´∀`)
A4サイズのプリント一枚です。
作り方そのものより、レザークラフトは縫い方が特殊なのでその説明に紙面を割いています。

※後日説明書の画像も調整追加いたしました。

今後も名刺入れなどの手作りキットを作れたらなと画策中です。
レザー作品は布作品と違って布の柄に頼るというよりデザインの真っ向勝負なところがあると思うんですよね。

革小物の魅力を味わえる作品作りを目指して邁進していきたいと思っています。

そしてプラバンやUVレジンも。まだまだ試行錯誤で勉強の日々です。
ゆっくりペースにはなるかと思いますが、素敵だと思っていただける作品作りに今後も励みます⤴️

ではでは。良かったらぜひminneのギャラリーを覗いてやってくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします(*_ _)

レザーの手縫いの仕方【平縫い】

今回は基本的な革の縫い方の説明です!╭( ・ㅂ・)و
平縫いという縫い方をご紹介します。
おそらくレザークラフトで一番よく使われる縫い方ではないかと思います。

丸針と糸の用意

レザークラフトで使用する針は丸針と言って、普通の針より先端が丸くなっています。
穴に通りやすく他のところに引っかかりにくいです。
この針を2本と、糸を用意します。

私がいつも使用している糸は、前回もご紹介したエスコードという麻糸です。



糸は縫う箇所の長さを3倍して20〜30cmほどプラスした長さを用意します。
普通の(未加工の)麻糸の場合はロウ引きしておきます。※過去記事参照

針に糸を通すところから


まず一本の針に糸を通し、糸の端から7〜8cmほどのところに針を刺します。
この時、なるべく糸の真ん中に針が通るようにします。


針を貫通させ、糸を引いて整えます。


もう一方の糸の端にも同じようにし、両端に針を通します。
これで準備完了です!

平縫い


ここではボタンの形をしたヘアゴムを縫っております。
縫い始めたい箇所の穴に針を通し、それぞれの針につながる糸の長さを均等にします。


針の進行方向は表から見て左です。
次の穴(左隣)へ、レザーの表側から裏側に針を通します。


針を持ち替え、先ほどの穴へ、裏側から表側に通します。
ここでのポイントは、
1針目の糸を進行方向と逆のほう・右側へよけ、2針目は穴の左側へ刺すということです。
針を刺す時にはすでに通っている糸を割らないように注意する必要があります。

今通したのと同じ針のまま、次の穴へ、表側から裏側に通します。
この繰り返しで縫い進めていきます。

1本目の針で表から裏に → 2本目の針で裏から表に → 同じ針のまま表から裏に → 1本目の針で裏から表に → 同じ針のまま表から裏に……

針を刺す位置と順序に気を付けることで、縫い目がきれいに揃います。

縫い終わりの糸の始末


縫い進めて最後まで来たら、1目返し縫いをし、
その後裏側に出ている糸をもう1目戻して表側に出します。


糸の根元から少し離れた位置にボンドを付けます。
そのまま再び1目戻って表側から裏側に糸を出します。


裏側の糸の根元のキワで糸を切ります。
もう一方の糸の端も同じようにして完了です!


このヘアゴムでは表と裏がはっきりしているので最後に糸を両端とも裏側に出しましたが、表裏の無い作品ではその必要はありません。

レザーの基本の縫い方は以上です。
おつかれさまでした!( ´∀`)