KAKER*αのてづくり手帖

手作り雑貨のお店KAKER*αの制作手帖です。

ドール服試作中

はじめてのドール服

f:id:kaker-a:20201104232055j:plain
前回の記事を投稿してからずっとリカちゃんの服を作っています!╭( ・ㅂ・)و✨
やっと形になってきて、オリジナルの服を数着完成させることができました。

まずは型紙作り

本屋さんの手芸コーナーで、とってもいい本を見つけたのですよ。
それがこちら、「型紙の教科書」。


これを読むまでは、人間の服の型紙を作るのと同じ要領でドール服もできるのかな?とぼんやり考えていましたが、ハズレでしたね。

いくら人間そっくりに作られたドールでも、なで肩だったり背中の丸みが無かったり、
人とは違うカーブを描いた体だったりするもので。
そうなると、文化式原型が使えないみたいです。

それでもっとドールそれぞれに合わせた服を作りやすくするため、ドールのボディに紙を当て、立体裁断をして原型を作る、というやり方が載ってます。

これがすごく分かりやすい!!
かんたんな工作のような手順で型紙を作ることができました(*´∀`*)
ただ、この本はトップスに特化していて、衿や袖なども分かりやすいのですが、ボトムスを作るのは難しいと思います。

なので私はこれに加えて、高校のときの被服の授業の教科書を参照していますw 一般的にはこちらのような基本を解説している本が参考になるかと。



ドール服にする上での知識

人間の服のデザインをドール服に落とし込むコツや、ドール服の基本の縫い方に関しては、前回ご紹介したこちらの本が役立つと思います。
実践ですね。


ドール服はとにかく小さいので、人間の服と同じ作り方だと支障が出ることが多々ありました。

例えば布端の処理の仕方。家庭用ミシンではジグザグミシンをかけるのが一般的ですが、布が小さいとこれが大変なんですよね💦
実際にやってみたら実感すると思います。
薄い布地だと布端がめくれやすくて形が崩れがちに……。
なのでほつれどめを使ったほうが楽だというのを知りました。 こういうやつ。


薄い布や厚みがあって縫いにくい布は、トレーシングペーパー(ハトロン紙)を一緒に縫うと滑りが良くなり縫い目がきれいになる! というテクニックも多用しています。

なんと言いますか、サイズが小さくなるとこんなに粗が目立つようになるんだな、という( ;∀;)
身に沁みました。
そして、ただ丁寧に縫えばいいという訳ではない、きれいに縫うためのテクニックの必要性を痛感するようになりました。

リカちゃん本体について

記事冒頭の写真、私がお迎えしたのはビジューシリーズというちょっと大人っぽい顔立ちのリカちゃんです。

リカちゃんは11歳には決して見えませんねw
大人っぽい格好をさせたかったのでこちらに決めました。
顔立ち、髪の色、髪型、どれも気に入っています(*´˘`*)♡


ドールデビューにドール服作りデビューも果たしたαnzuですが、
いずれKAKER*αの商品としてぜひ並べたいと思っていますので、乞うご期待! です!!

新作裏話と最近の挑戦

コインケースの話

前回の記事で触れました小物入れ、コインケースとして販売しております。


こういう丸みを帯びたデザイン、布には出せない線で好みです(๑´ㅂ`๑)
タンニン鞣しの牛革を水で濡らして、濡れてる間に丸みを付ける加工をしそのまま乾かすと、
乾いたあとも丸みが残ってくれるという、革の特性を活かしたテクニック。

この作品は実は、皮膚治療薬のケースのフタを使って丸みをつけました。
こういうのです↓



もとはファンデーションのコンパクトのフタを利用していたんですが、デザインが変わってしまって、代わりを探してたどり着いたという。笑
上のコインケースを見ても連想できないでしょうから、面白いなとひとりでこっそり思ってます(*´∀`*)

ミニチュアの話

今のところレザークラフトでは革小物ばかり並べていますが、オリジナルのミニチュアも並べられたらと思い、
手始めに帽子を試作してみました。

f:id:kaker-a:20201030191814j:plain
それぞれ3cmもないくらいでしょうか。
ハンチング帽と、ワークキャップ? 学生帽のようなイメージです。
しかしこれが、一応可愛くは見えつつ、お金を出すほどではないのでは? と思えまして。

帽子は大体この写真くらいの角度で見る時が最も可愛いので、ペンダントやキーホルダーなどにするとあまり可愛く見えないなと思うのです。
そうするとインテリアとして飾っていただくか、ドールのファッション小物として合わせていただくか……?

そんなことを考えた末、ドールの服とセットにしてみるのはどうかな? ドールの服や小物は今のところノータッチだけど興味あるなぁ、と。

まずは図書館でこの本を借りてみました。


人間の服は一通り作ってきたので、その経験が役に立つのでは! と考えています。
これからぼちぼちやってみます。

改めてレザークラフトにハマっています

前回の記事からすっかり空いてしまいました。
その間タティングレースをずっと練習していたのですが、一旦ストップしてレザークラフトに戻ったら、レザークラフトやっぱり楽しいな〜!(ノ*>∀<)ノ ってなりました。
性に合っているのではないかと思います。


いくつかレザークラフトの作品をminneさんに並べてます。

私のイチオシはこちら。



これは1年ほど前、知り合いの40代男性にプレゼントするためにデザインしたもの。
シンプルながら小技を利かせたデザインにしようと思って考えました。
ですので、かわいくはありますが、お洒落な男性にもおすすめの作品です。

そうしたコンセプトが伝わって、オレンジのほうはすでにご注文いただきまして、大変うれしく思っております(*´꒳` *)


今後もしばらくはレザー小物をUPしていく予定です。
例えば今はこんな小物入れ(コインケース?)を制作中です。
f:id:kaker-a:20201012140009j:plain

良かったらminne覗いてやってくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。